お寺の畳の入れ替えをしました。
一檀家様によるご寄付です。仏様への感謝が大きいのですね。
全部で73枚です。標準の畳より大きい京間サイズになります。
ビフォー
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アフター
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本堂の内陣と外陣の畳は『紋縁(もんべり)中紋 黒』という紋の入った畳縁です。
西陣織りの高価な畳縁で、床の間やお座敷などにも使用されます。
畳表は、熊本産の麻綿ダブルのJAブランド畳表『涼風』です。
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紋縁は隣り合う畳と交差する畳の紋の位置を合わせるように施工します。
歴史あるお寺や神社などの建物は、経年による曲がりなどがあります。そのため畳の長さの違いが通常より大きくなります。
![しぶや](https://t-kawata.com/wp-content/uploads/2022/01/image.jpg)
しぶや
畳の長さが違うので両端に紋を出すように施工するのに手間が掛かりました。
すべて紋が欠けることなく、きれいに納めることが出来て良かったです (^^)
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客間の畳もきれいになりました (^○^)
![しぶや](https://t-kawata.com/wp-content/uploads/2022/01/image.jpg)
しぶや
歴史ある大きなお寺でした。
この度は誠にありがとうございました。
七宝柄は、格調高いイメージの伝統的な柄ですが、色合いが柔らかなカラーで格式ばっていなく、新しい感じを醸しだしております。
この畳縁は、隣接する畳の紋と紋を合わせなくても大丈夫ですので製作日程や費用が抑えられます。