熊本産「本間ひのさらさ」の置き畳

畳替え施工例

新規オープン予定のアーユルヴェーダサロンのオーナー様より、置き畳制作のご依頼をいただきました。

オーナー様は、オープンに向けて内装の準備をしており、素材にこだわり、環境にやさしいものをお考えでいらっしゃいました。

この畳は、お客様のご要望にお応えした、

  • 国産最高級の畳表
  • 純綿素材の畳縁 黒色
  • 大きなサイズ(980×1980)
  • 設置する部屋・環境に最適な畳床(芯材)

という、こだわりの置き畳です。

畳縁は、自然素材100パーセント、環境に優しい純綿素材の『御座縁(ござべり)』の黒です。
通常より縦糸を多く使用している高級品で「深い黒色」をしております。

畳表は熊本産の『本間ひのさらさ』です。

『ひのさらさ』は、金閣寺や二条城にも使用されている、熊本産畳表の最高級ブランドです。

また、橋口さんはい草の品評会で何度も金賞を受賞しており、畳業界内でも特に評価の高い生産者様の一人です。

天然成分を使用した防虫防カビシートで、畳床を包みました。人体には無害の安心の防虫シートです。

畳床は藁の本畳をご希望でしたが、設置場所の状況と環境に合わせて建材床のⅡ型をご提案、ご使用させていただきました。
畳床の上部にはクッション材を付けておりますので、藁床に似た踏み心地のよい柔らかさがあります。

本畳は通常の日本家屋には最適ですが、現代建築の住宅には適さないこともあります。

店舗の内装がコンクリート仕上げでしたので、結露などにより腐食やカビの発生の心配があるため建材床をご提案させていただきました。

かわた
かわた

使用する場所、環境に合わせた畳選びが重要です。

畳の側面は、畳縁を縫い合わせ幅を広くし畳床を覆い、均等な『千鳥縫い』で仕上げました。

通常、置き畳の場合は、框面や側面に縫い目を出さないように仕上げます。
お客様のご希望によりあえて縫い目を見せて畳らしさを出しています (^-^)

この度は、誠にありがとうございました (^^)/

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