半畳の畳台座の張替え 簡易的な四方縁にて 紋縁(中紋 茶)

畳替え施工例

お客様が半畳サイズの畳台座を持って来店されました。

張替えをご希望で時間もないとの事でしたので、簡易的な施工をご提案させていただきました。
本来の施工方法とは違いますが、時間もかからず費用も少なくて済みます。

ご持参されました畳台座の紋縁は、七宝 (しっぽう)の茶 が付いておりましたが、当店に在庫がなく柄違いの茶中紋(ちゃちゅうもん) になりました。

既存の畳縁と似ている色味と大きさの紋縁を使用し、畳表は色の変化が少ないダイケン和紙表の銀白色で張替えさせていただきました。

ビフォー

アフター

今回は、お時間とご予算により、角に畳縁を重ねて紋が出るように簡易的に施工しました。

重なっている箇所の段差が少なくなるよう、上下の畳縁を部分的に縫着してあります。

本来は隣接する紋の半分ずつを縫い合わせ1つの紋にします。
その他にも、施工方法には様々な伝統的な手順や技法があります。

しかし、費用と時間がかかるため、簡易的な施工をお求めになる方もいらっしゃいます。

当店では、お客様のご要望に合わせ幅広くご対応したいと考えています。


ちょうど紋縁のハンパがありましたので、小物も作って差し上げました。こちらは七宝 金(しっぽう きん)という紋縁です。

紋縁にも様々な色と紋の大きさがあります。

花瓶などの敷物として使っていただけたらと思います (^-^)

この度は誠にありがとうございました。

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