柱・壁の出っ張りがあり、切ってある畳

畳替え施工例

大きめな柱や壁の出っ張りがある場合は、その部分の畳を切って作ります。

この写真の例では畳縁が付く畳ですが、畳縁の付かない縁無し畳の場合も同様です。

L字型に切ってある部分もほかの箇所と同じように、ござを下まで巻き込んで止めてあります。

切った畳の幅側にも同じように畳縁を付けます。

部屋の寸法上可能でしたら、上の写真のように、角に合わせて2方向の畳の幅を決めます。

斜めの部分はござを折り曲げて作ったり、畳縁を付けたり状況に応じて施工方法を変えています (^^)

内装のデザインによって、床が斜めになっていることもあります。畳もその形に合わせて作ります。
畳の製造は現場ではなく、工場で製作して納めますので、一発勝負で正確に施工しなければなりません (^o^)丿

これらの変形畳でも、張り替えはできますが畳表の裏返しは出来ません。


琉球畳・縁無し畳 ダイケン灰桜色 小上がりの一角が斜め
ダイケン清流№14の灰桜色の縁無し畳で、人気あるカラーです。 小上がりになっているタタミスペースで、一角が斜めに施工されており通りやすくなっておりました。 畳もコーナーの斜めに合わせ、切り欠いて製作します。 ぴったり収まって良かったです (...
新築の学生寮の畳です 。大きめの柱があっても畳は大丈夫です (^^)
新築の学生寮の畳を納めました。 6畳や4.5畳の和室の部屋があります。 熊本産の糸引き表「夕凪」に、明るいブルー系の亀甲柄の白馬№2を付けました。 RC(鉄筋コンクリートの構造)ですので、大きめな柱があり畳を切り欠いて製作します。 寸法もぴ...
増改築のお客様(飯能市)の畳 部屋中央にある柱の切り欠き加工
増改築のお客様(飯能市)の畳を納めさせていただきました。 広間の中に柱がありましたので、柱の形に畳を切り畳縁をつけます。 通常より手間が掛かりますが、きれいに納まってよかったです(╹◡╹)
琉球畳・縁無し畳 黒い畳の切り欠き加工 墨染色で縁無しの薄畳
ダイケン健やかおもての清流 №09 墨染色で、製作しました薄畳(厚さ15㎜)の縁無し畳です。 畳の目の向きが交互になっているので、光を受けその反射で色の濃淡が出て市松模様のように見えます。 ダイケン表は和紙表で樹脂表に比べると、色味がマット...
タイトルとURLをコピーしました