最近、新築住宅では、ヌックという小さなくつろぎスペースが作られています。
長年、畳もリビングの一角にあるくつろぎのスペースとして使われています。
その畳とヌックを組み合わせることで、快適な空間ができます。
今回の記事では『ヌックに畳』をご提案したいと思います (^o^)/
ヌックとは
ヌック(Nook)とは、住宅内の小さなスペースを指します。ヌックは、家の中のさまざまな場所に設けられることがあり、特定の目的や機能を持つことが多いです。
例えば、読書を楽しむための静かな場所であり、作業や趣味、リラクゼーションなどを行うための場所としても利用されます。
ヌックは、限られたスペースを有効活用するために工夫を凝らしたデザインが多いです。
たとえば、階段下、屋根裏やロフト、自然光が入る窓際などに作られます。ヌックは、住んでいる方にプライバシーや機能性を提供し、住宅の空間を最大限に活用するために重要な要素となります。
ヌックの床材は畳がオススメ
ヌックに畳を敷くことは、快適な生活空間を作る上で有効な方法です。以下に、畳を敷くメリットやおすすめポイントをいくつか紹介します。
1.快適な床面
畳は、繊維が柔らかく弾力性があり、床に直接触れる感覚が軽くて心地よいです。また、畳を敷くことで、暖かく快適な空間を作ることができます。
直接座ったり寝転んだりできるので、日本人の生活にマッチしています。
2.防音性が高い
畳は、空気を含んでいるため、音を吸収する効果があります。そのため、ヌック内での騒音を抑えることができます。また、下に防音材を敷くことで、さらに防音性を高めることができます。
3.自然素材(天然い草)で安心
畳は、自然素材であるため、化学物質の放出が少なく、人体に害を与えることがありません。また、畳に含まれるイ草の香りには、リラックス効果があるとされています。
4.デザイン性が高い
畳には、さまざまな柄や色があり、ヌックの雰囲気やインテリアに合わせて選ぶことができます。和風の雰囲気を加えることで、ヌック全体の雰囲気をより和やかにすることができます。
また、天然い草だけでなく、和紙や樹脂のカラー畳を使うこともできます。
和紙や樹脂のカラー畳は、素材感やデザインが豊富で、お客様のお好みに合わせて選ぶことができます。明るい色から落ち着いた色まで、幅広いカラーが揃っています。
カラー畳は、従来の畳とは一味違い、ヌックに取り入れることで、違和感なく和モダンスタイルを演出することができます。
小さなスペースで活用されている畳
畳は、和室だけでなく小さなスペースにも長年使用されています。
当店の施工例の一部をご紹介します。全体の雰囲気がわかっていただければと思います。
リビングの一角のくつろぎスペースとしての需要の多い畳コーナーですが、最近の新築住宅では、壁で仕切るレイアウトも増えてきています。
畳は床に直接座ることや寝転んだりすることができるので、椅子などの家具も不要になりスペースを有効活用できます。
畳というと、洋間には合わないと思う方もいらっしゃるかと思いますが、形状やカラーをコーディネートすることで違和感がなくなります。
また、リビングと床材が変わることで、別の空間という印象も強くなりますので、ヌックに適した素材ではないでしょうか。
ヌックの活用方法
以下に、ヌックを有効活用する方法をいくつか紹介します。
1.ワークスペースとして使う
ヌックを仕事スペースとして使うことで、自分専用の空間を確保することができます。ヌックには、デスクや椅子を置いて、PCや書類を収納するスペースを作ることができます。
2.読書スペースとして使う
ヌックは、読書スペースとしても使えます。快適な椅子を置いて、本棚や小物収納スペースを設置し、読書に集中できる空間を作ることができます。
3.子供の遊びスペースとして使う
子供のおもちゃや絵本を収納したり、クッションやラグを敷いたりして、子供が自由に遊べるスペースを作ることができます。また、子供の勉強スペースとしても使うことができます。
4.プライベートスペースとして使う
自分だけのプライベートスペースとしても使えます。おしゃれなインテリアや家具を置いて、自分だけのリラックススペースを作ることができます。隠れ家的な要素をもった作り方も良いのではないでしょうか。
おわりに
畳は柔らかさと温かみを提供し、防音性もあり、自然素材で安心です。和風の雰囲気をヌックにもたらします。
さらに、カラー畳を使うことで和モダンスタイルを演出しデザイン性が高くなります。
ヌックは、ワークスペース、読書スペース、子供の遊びスペース、おしゃれな隠れ家的小部屋などで自分専用の空間を確保し、機能性やリラックスを追求するために利用できます。
畳を敷いて、快適なヌック空間を作ってみてはいかがでしょうか (^^)