小川町のお客様からご依頼をいただきました。
4畳半の和室です。畳床は丈夫なわら床で、まだしっかりしていましたので畳表のみを張り替えました。
事前に家具や細かい荷物をすべて片付けて下さっていました。ありがとうございます (^^)
お客様から、あまり使わない部屋なので価格重視というご要望をいただきました。
使用頻度の少ない部屋・価格重視とを考慮し、畳表は中国産の防カビ加工の糸引き表を使用しました。
お客様のなかには、中国産の畳にあまり良くない印象をお持ちの方が多いです。
確かに国産と比べるとい草の油分が少ない感じもします。が、中国産にも色々とランクがありますので、用途に応じて選んでいただけたらと思います (^-^)
畳縁は『ユートピア№50』、総模様のブルー系の畳縁です。畳縁の定番の柄で和室によく合います。
4畳半の敷き方には、半畳を部屋の角か中央に敷くかたちの2通りあります。
昔から畳の敷き方には、幾つか決まりがあり「祝儀敷き」や「不祝儀敷き」などもその一つです。
ちなみに、写真の四畳半の敷き方は「祝儀敷き」になります。
かつては、儀式的なことなどにより並べ替えたり使用されたりしていたそうですが、現在の住宅などではそれほど気になさらなくてもよろしいかと思います。
部屋の造りやデザイン性などにより、敷き方が決まってしまう場合もありますので。
後日、幾つかあります畳の決まりをご紹介させていただきたいと思います。
この度は誠にありがとうございました。