畳のカビ用のアルコールスプレーはどういうものが良いですか?
ドラッグストアで売っている『消毒用エタノール』がおすすめです!
先日、お客様からカビ除去後の消毒用アルコールについてお問い合わせがありました。
畳のカビ対策には、消毒用アルコールが有効です。消毒用アルコールといっても様々ありますので一例をご紹介します。
梅雨・台風の時期などは、畳にとっても辛い時期になります。
特に新しい畳表はカビが出やすいので、昨年から今年にかけて畳替えをされたお客様はご注意ください。
畳のカビの除去方法について
カビの予防について
① こまめな掃除で、カビを成長させないように除去しましょう。 普段使っていない部屋は、特にご注意ください。
湿気を乾かすように、扇風機を下に向けて風を当てるのも良いです。
② 除湿機やエアコンの除湿機能を利用し、湿度を下げてください。
湿度80%を超えると急激に繁殖します。60%程度に保つようにしてください。
天気の良い日は積極的に 換気 ! を行ってください。
もしカビが生えてしまったら
すぐには拭かず、室内換気・除湿機・扇風機の風などで カビ を乾燥させてから、掃除機を畳の目に沿ってかけ カビ を取り除いてください。
その後に、乾拭きか固く絞った雑巾で拭いてください。
最後に消毒用アルコールを布に染み込ませ拭き取り乾かしますとより効果的です。(霧吹きなどを使用しても大丈夫ですが、その後によく乾かしてください。雨の日は避けてください 。)
カビによる変色は元には戻りませんが、他の部分が月日と共に退色して多少目立たなくなります。
畳に使う消毒用アルコールについて
消毒用アルコールは様々ありますが、濃度40%以上から殺カビ効果があります。
オススメは消毒用エタノール
ドラッグストアなどで販売している『消毒用エタノール』がおすすめです。
アルコール濃度が76.9%~81.4%と高く効果があります。
薄めずにそのまま使用できます。
お手軽にキッチン用アルコールスプレーでも効果あり
消毒用エタノールより効果は弱いですが、キッチン用アルコールなどでも代用できます。
アルコール濃度は50%~60%くらいですので、そのままご使用ください。
無水アルコールは薄めて使う
無水アルコールなど、アルコール濃度が90%以上のものは、すぐに蒸発してしまうため水で薄めて使いましょう。
例として、霧吹きなどの容器に200ccの無水アルコール、水を60ccほど入れてご使用ください。